平成26年11月法語

()(いっ)(さい)()(どく) ()(げん)()(しゅ)(じょう)

(ふく)(じゅ)(かい)()(りょう) ()()(おう)(ちょう)(らい)


今月の法語は、妙法蓮華経観世音菩薩普門品(観音経)の一節です。観音経は天台宗では朝夕の勤行や法要の時に読誦する重要な経典の一つです。この一節を書き下しにすると、

(いっ)(さい)()(どく)()して、()(げん)もて(しゅ)(じょう)()(ふく)(じゅ)(うみ)()(りょう)なり、()(ゆえ)(まさ)(ちょう)(らい)すべし。」

となります。

 今度はこの一節を意訳してみます。

 「観世音菩薩はあらゆる功徳を具えていて慈しみのまなざしで人々を見守っている。悟りの福分は海のように集まって無限である。それゆえにまさに観世音菩薩のみ足を我が頭頂にいただくように礼拝すべきである。」

という意味になります。

 観世音菩薩は、出家の姿、在家の姿、天人や龍の姿など男女を問わず三十三のさまざまな姿に身を変え、私たちを見守って下さっています。観世音菩薩の功徳に守られて生活する私たちは、常に精進して、毎日の生活を送っていかなければなりませんね。

 当山にも十一面観世音菩薩、聖観世音菩薩がお祀りされています。当山にお越しの際は、ぜひ、日頃お守りいただいている感謝を込めてお参りいただければと思います。