平成26年6月法語「一隅を照らす」

当山の玄関には大きく今月の法語「一隅を照らす」の額が掲げてあります。

 

この「一隅を照らす」とは、天台宗の宗祖伝教大師最澄さまが『法華経』を

基調とする日本天台宗を開かれるに当たり、人々を幸せに導くために

「一隅を照らす国宝的人材」を養成したいという熱い想いを著述された

『山家学生式』に記述されている言葉です。

 

現代的にいうならば、自分のいる場所でベストを尽くす、という意味に

なります。

 

新入生・新社会人は、新しい環境に入り、2ヵ月が過ぎ、自分自身に与え

られている仕事や勉強の内容がわかる頃だと思います。今こそ「一隅を照らす」

の精神で仕事や勉強に勤しんでもらいたいと思います。

 

そして、新入生や新社会人ではない方々はキャリアの棚卸を行い、自分自身

を振り返り、「一隅を照らす」場所を考えていただきたいと思います。

 

殺伐としたニュースが多いこの頃ですが、「一隅を照らす」の精神で

生活していきましょう。

 

                              合掌