平成26年3月法語「対話」

2月16日に開催された京都マラソンと同時に

「Interfaith(諸宗教間交流)駅伝」が行われ、

仏教・キリスト教・神道などの宗教者が一つの

襷をつなぎゴールを目指しました。

 

また、毎年8月、天台宗総本山比叡山延暦寺では

「比叡山宗教サミット」を開催し、比叡山に様々な

宗教者が集い、平和を祈っています。

 

このように宗教が異なる者が互いの宗教を尊重し合い

ながら交流していくことを「諸宗教対話」とも言います。

 

今月の法語「対話」は、向かいあって話すことですが、

その前提条件として、話す相手の存在を認めなければ

対話になりません。相手の存在を認め、そして、尊重して

こそ対話が成り立つのです。

 

伝教大師最澄上人「忘己利他」(己を忘れ、他を利する)と

仰いましたが、この善行にも相手の存在を認め、尊重する

という対話の精神があっての行動になります。

 

現在の日本は、議論は行うものの、対話が少ないように感じます。

対話することによって、より良い世の中を創造していきたいですね。

 

                            合掌