平成25年3月法語 「内証」

「ないしょ ないしょ ないしょの話は あのねのね~」

で始まる童謡「ないしょ話」があります。

 

「ないしょ」は、「ある事柄が他人には話さず、秘密に

してください。」という意味ですが、実は、今月の法語

「内証」がその語源です。

 

「内証」とは、自分自身の心の内に、他人には説明できない

仏教の真理を証る(さとる)という意味で、その悟った真理

そのものを指す言葉でもあります。

 

この「内証」が転じて、表向きにはしないで内々にしておく

ことになり、さらに、「秘密」や「うちわ話」を意味する

「ないしょ」になりました。

 

現在では「ないしょ」は「内緒」と漢字表記されますが、

語源は、「内証」という訳です。

 

「内証の話」は漏れてもいいのですが、「ないしょ話」ほど、

すぐに他人に漏れてしまいますので、気をつけましょう。

                         合 掌