平成24年7月法語 「慈はもって楽を与え、悲はもって苦を抜く」

7月の法語は、「慈はもって楽を与え、悲はもって苦を抜く」です。

この言葉は、宗祖伝教大師最澄上人の弟子である光定がまとめた

最澄の回顧録「伝述一心戒文」の言葉です。

 

「慈」とは楽を与えることであり、悲とは苦を抜済することである。」という

意味になり、「慈悲」という言葉と同じ意味になります。

 

私たちがこの言葉のとおり実践することは、難しいと考えがちですが、

電車の中で困っている方が入れば、席を譲ることでも「慈悲」を実践できます。

朝、道ですれ違った人に「おはようございます」「こんにちは」

「こんばんは」など挨拶すると、お互い気持ちがよくなります。

これも慈悲の実践です。

 

このように「慈悲」は、難しいことではありません。日常の小さなことでも

いいので、「慈悲」を実践しましょう。

 

                                 合掌