11月法語 「仏性(ぶっしょう)」

 

11月の法語「仏性」は、

「仏としての性質」、

「仏の本性」、

「仏となれる可能性」という意味です。

 

「仏種」・「如来蔵」とも言われます。

 

人間、動物、植物など生きとし生けるものには、

仏となる可能性(種)が具わっていて、

善い行いを積むことによって、その種が発芽し、成長し、

悟りを開くことができると仏教では考えます。

 

「嬉しいなという度に 私の言葉は花になる 

だから あったらいいなの種をまこう 

小さな小さな種だって 君と育てれば 大きな大きな花になる」

 

この詩は、仙台市に住む詩人、大越桂さんが

東日本大震災後に書かれたものです。

 

 「嬉しい」という気持ちを言葉にする事は、

なかなかできることではありませんが、とても善い行いです。

この善い行いが花となるわけです。

 

「嬉しい」という種を自分だけのものにすることなく、

みんなの心にも種を植え、一緒に育て、大きな花が咲けば、

希望にあふれる社会になるのではないでしょうか。

 

 少しでも多く、善い行いを積み、仏性の種を育てていきましょう。

                                 合掌