10月法語「阿吽(あうん)」

10月の法語「阿吽」は、

インドの言葉サンスクリット語(梵字)において、

阿(あ)は口を開いて最初に出す音、

吽(うん)は口を閉じて出す最後の音であり、

そこから、宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされ、

転じて「ものの始まりと終わり」を表しています。

 

日本の「あいうえお」で始まる五十音図は、

このサンスクリット語の配列にヒントを得て、

それに基づいて整理されたものと言われています。

ですので、「あ」で始まり「ん」で終わっているのです。

 

身近なところでは、社寺の門前でよく見かける狛犬や山門の仁王様も、

一方が口を開いて「あ」、

他方は口を閉じて「うん」と、阿吽の姿をしています。

 

また、最近、久し振りに日本人の大関が誕生した相撲においても、

仕切りは、吐く息と吸う息を合わせて、

まさに「阿吽の呼吸」で合わせています。

日常の生活の中でも、阿吽の呼吸を大切に生活したいものですね。

                                                                                   合掌