4月法語「慈悲」

 東北地方太平洋沖地震によって、被災された皆様にお見舞い申し上げるとともに、

犠牲になられた多くの皆様のご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。

 

今回の大震災では、地震だけではなく、津波・原発等という

私たちが想像すらしなかった事態が起きております。

天台宗の寺院においても甚大なる被害が出ております。

なかでも宮城県の寺院では、本堂や境内に被害がある中、

地域住民の避難所や復興支援の拠点となっている寺院が多くあり、

物資やボランティアの募集を行っております。

 

この未曾有の事態の中で私たちにできることは何か。

それは、「慈悲」の実践だと考えます。

   

「慈悲」とは、生きとし生ける者に幸福を与え、不幸を抜き去るという意味になります。

 

当山では、今回の大震災における「慈悲」の実践として、

  ・地震発生時刻14:46にお祈りする。

  ・朝の勤行を通じて、被災地の復興祈願、被災物故者精霊のご冥福をお祈りする。

  ・般若心経の写経を一文字ずつ行っていただく。(一文字写経)

  ・東北関東大震災義援金の募金活動を行う。(寄付先:天台宗を通じて被災地へ)

等を実践しています。

 

特に、義援金の募金活動については、

春季彼岸会に墓参いただきました皆様からご浄財を募金していただいております。

引き続き、「慈悲」の実践として、義援金等の活動にご協力いただきたく、

よろしくお願い申し上げます。

                                   合掌