車地蔵

車地蔵について

車地蔵は、享保3年(1718)に建立され、お堂の中で道行く人たちを暖かく見守り、人々からは「子授け地蔵」とか「車地蔵」として親しまれてきました。

お堂の左側の柱には、小さな木の車が取り付けられています。昔からこの峠道を通る人たちは、この車を回す習慣が在りましたので、「車地蔵」の名が生まれたのでしょう。

この車は「地蔵車」または「後生車(ごしょうくるま)」とも呼ばれ、これを回すことによって、六道(ろくどう)の苦難から救われると信じられ、後生安楽に成仏(じょうぶつ)するといわれてきました。

伝説によると、時おり、人びとの寝静まった夜中にこの車がひとりで回る音がして、これはお地蔵さんが回されるのだと、久しい間村人たちは信じてきました。

この車地蔵が建っている峠道は、江戸時代、鶴見から師岡・綱島方面に至る唯一の街道でした。

 

お地蔵様は、享保3(1718)年10月20日に建立された総丈195糎、身丈140糎、台座直径49糎のお地蔵様です。

地蔵堂は、平成8(1996)年3月28日に、獅子ヶ谷地区の車地蔵建築委員・車地蔵講中の皆様により、改修されました。

平成8年より横浜市の登録文化財となっており、獅子ヶ谷の天台宗本覺寺が管理しております。

 


地蔵講

車地蔵は、地元獅子ヶ谷地域の原谷戸・灰が久保谷戸の女性の方々が「地蔵講(じぞうこう)」という会をつくり、大切に守ってくださっています。

現在は、1月・5月・9月・12月のお地蔵様の縁日である24日前後に集まり、谷戸交代でお掃除をし、お花を供え、お守りされています。

1月5月の講でのお掃除・ご祈願のあとには、本覺寺に集まり、お食事をしながらおしゃべりをされる会を開催されています。

地域に根付いた講ですが、車地蔵さまのお掃除やご祈願を一緒にされたい方は、本覺寺にご連絡ください。


御祈願

車地蔵は、地域の方々の信仰集める仏様です。

子授け・子育てのお地蔵様として、子どもを授かりたい方がご祈願し、ぶじ出産をされたのちに、お礼参りとして、赤い襷を奉納します。

もともとは、地元横浜鶴見獅子ヶ谷の風習ですが、子授け・子育てのご祈願、お礼参りの襷の御奉納をご希望の方は、本覺寺にご連絡ください。

 

※本覺寺では、子授け・子育てをはじめととしたご祈願ご祈祷も行っております。


場所